秋嶋 亮 著
定価 1760円(本体1600円+税)
滅び行く日本の現実を知るための183の言葉たち
もはやこの国の滅びは自明と言っても過言ではない。主権は外国の掌上(しょうじょう)にあり、政治とカルトが一体化し、経済は30年に渡り衰退し続け、自国通貨は大暴落し、国民は政府に所得の半分を奪われ、そこら中に貧困が蔓延(はびこ)り、原発事故は収束の目処すら立たず、膨大な国土が中国に買われ、国民を駆逐するように移民が押し寄せ、無謀なワクチン接種が未曾有の薬害を引き起こし、その挙げ句に平和憲法が解体され、戦争国家が再興しつつあるのだ。つまりこの国は、かつてのナチス・ドイツのように、あらゆることが行き詰まり破滅に向かう「累積的急進化」の真っ只中にあるのだが、国民は平和社会という共有虚構に没入しているのだ…….「まえがき」より

大反響を呼んだ『二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』シリーズ4部作からの選集となる総集編である。シリーズ本のダイジェストでもあり、秋嶋亮の社会学の入門書でもある。
目次より
脅迫の装置として置かれる在日米軍 / 本当の権力は太平洋の彼方にある / 植民地議会で日本の全てが決まる / 民主主義は妄想の中にしかない / 重大な問題が国会で議論されない理由 / 主権がないのに主権があるかのように振る舞う / 売国には莫大な手数料が支払われる / 第三世界のように正常な選挙がない国 / アメリカが作った日本の奴隷制度 / 日本人を駆逐し移民に入れ替える / 国民は自分が売られたことを知らない / 投資家が独裁者になる新しい資本主義 / 人間のクズたちに支配される日本 / 戦争している国よりも人が殺される国 / 与党と偽装野党しかない / 日本は世界一の奴隷国家になった / 国民を白痴にすることが国策 / 数千万人の国民が飢餓に苦しむ未来 / 中国による日本の領土化が進む / 危機の時代から消滅の時代へ …….