略奪者のロジック 超集編 ―ディストピア化する日本を究明する201の言葉たち― 秋嶋亮[著]
定価1,650円(本体1500円+税)
この本は2020年4月に初版第1刷刊行。しかし、このときは新型コロナが発生し、瞬く間に日本を席巻するに至る真っ最中で、発売後すぐにアマゾンで取り扱い禁止? の憂き目に遭い、大逆風の船出となってしまった。
この窮地を救ってくれたのが昨年暮れに逝去されたネットゲリラの山田博良氏だった。この本をネットゲリラサイトで販売していただいたのだ。おかげでアマゾンの取り扱いが再開するまでのあいだをしのぐことが出来たのだった。
その後重版となりそれが売り切れた時点で、品切れとなっていたが、ここに来て、マイナンバーカード騒動が持ち上がるなど、にわかに本書の指摘する事態が出現してきたことから、復刻版として限定重版に踏み切った次第である。
著者はいう。
表紙はポーランドのナチ強制収容所で撮影されたマグショットの復元であるが、本書を読み進むにつれ、この図像が近未来の直喩であると理解できるだろう。すでに我々の誰もが「格子なき牢獄の捕囚者」なのである。
(「まえがき」より)
つまり、
「格子なき牢獄」=収容所と化した日本列島
「捕囚者」=奴隷と化した国民
「囚人ナンバー」=マイナンバー
なのだ。
ゆえに今、本書は必読書となっているのである。
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